老女はなぜ家族に…

9月に入りめっきり涼しくなりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりのブログ更新です。

ところで「老女はなぜ家族に殺されるのか」という本をご存じですか。
岩手大学教授の武田京子先生の著書です。

少々ショッキングなタイトルですよね。


核家族化が進む中、老夫婦のみ、もしくは
老夫婦+シングルの息子が一人、という家族構成が増えています。

そんな状況で、妻が先に倒れて介護が必要になった時、
妻が、夫や息子に殺されてしまうケースがある、というのです。

反対に夫が先に倒れて奥さんが介護しなくてはならなくなった時、
そのようなことは発生しない、というのです。

何故でしょうか。


男の人は、奥さんが先に倒れた時、

「人に知られたくない」
「自分の家のことは自分で解決しなくてはならない」

と思い、隠そうとするのだそうです。


そして、一人で抱え込み、慣れない家事や介護に疲れ果て、
最後に奥さんを自分の手にかけてしまうのだとか。


女の人の場合は、もし夫が倒れたら、周りに助けを求めます。
一人で抱え込みません。

だから、その逆は起こりにくいのだそうです。


また、先にお母さんがなくなり、お父さんと息子が残り、
お父さんが要介護となった場合、

今度は息子がお父さんを手にかける介護殺人が起こるのだそうです。

息子も50代、60代になっていますから、抱え込んで
にっちもさっちもいかなくなってしまうのです。

こういうケースがとても多い、ということです。





話は変わりますが、最近、中学生の自殺のニュースもよく聞きます。
ほとんどが男の子です。

なぜかというと、

「男の子は弱音を吐いてはいけない」
「先生や親に言うのは情けないことだ」など

やはり「男はこうあるべきだ」という観念に縛られているからだそうです。

女の子は、そこまで追い詰められる前に、親や先生に相談するそうです。



このように、ジェンダー(gender)とは、男、女という生物学的な性別ではなく、社会的・文化的につくられる性別のことで、女らしさや男らしさといった言葉に代表されるような、特定の社会での価値観や、男女の社会的・文化的役割の違いや男女間の関係性のことを示します。

ジェンダーと聞くと、女性だけが関係しているかのようなイメージがあるし、とっつきにくいというか、話題にしにくいものだな~というイメージがありました。


でも、男性も、子どもも 大人も同じように
「~あるべき」という通念に縛られているのですね。



私も夫や息子がいるので、
変なプライドよりも、ずっとずっと大切なことがあるってことを
しっかりと話し合っていきたいです



※山形県の男女共同参画の講習で学んだ内容を元にしています※

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